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最近焦って読んでしまう。 読みたい本がいっぱいあるから。 でも読むのが遅い・・・ジレンマ。

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『リリー・フランキーの人生相談』リリー・フランキー


最初に断っておくが(誰に?)、
わたしは、リリー・フランキーの大ファンである。

前書きを読んで憤慨した!

ズルイわ!ズルイわ!
なのである。

えー、こちらの本は、週刊プレイボーイという読んだ事はないが、
想像するだに、若干エロスな雑誌と認識しておるが、間違いないだろうか?
(間違いないハズ!)な雑誌の「人生相談コーナー」を書籍化したものであった。

このコーナーは錚々たるお歴々の方々が相談にのるコーナーだそうで、
さすがの、リリー・フランキー、今まで誰もやってない事をやろう。
と、いうことで、にゃにゃんと、相談者と実際に逢って、相談に乗る。

ものすごい盲点を突いた、足元をすくわれたカンジ。

確かに、それは、誰もやってないね。

さすがは、我らがリリー・フランキー。
悦に入るアタシに襲い掛かる、恐ろしい事実。

「って、ことは、リリーに逢える。
一緒にお酒を呑める。」
と、気づいた。

ズルーーイ!
コレに尽きるだろう。
これは、リリーファンの間では、宝くじに当たるのと同じくらい夢のような事である。

とにかく、もちろん、面白かった。
しかしながら、相談内容も、エロスな相談が多いし、
そうでなくとも、リリーの誘導尋問的な術中にハマリ、
最後にはエロスなハナシになっておる、こともしばしば。

電車の中では多少読みづらいが、リリーの言葉のチョイスのステキさったら、ないのである。
ぁ~、やっぱし、面白いわ、という想いが何度でも去来する一冊である。

そういえば、松本人志の「プレイ坊主」も我が市の図書館で立ち読みした事があった。
そちらも、プレイボーイの人生相談の単行本化の一冊だったのだな、と今回、初めて知った。

「プレイ坊主」、仏教のコーナーに置かれていたのだが、
我が市の図書館、なかなか粋な事をするもんである。
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スローライフたのために「しないこと」 辻 信一


「スローライフ」この言葉の魅力たるや、他の追随を許さないほどの吸引力がアタシにはある。

で、読んでみて・・・・

結構アタシは、スローライフを満喫出来てる部類なのかもしれない。
あれもこれもそれもどれも実行している事であった。
あたしは、今までソレを「スローライフ」だと意識して実行してきたわけではなく、
「やりたくない事をやらなかった」
「食べたくない物を食べなかった」
「納得できないものを受け入れなかった」
とかいう、己の信念(わがまま)にて過ごして来ただけなのである。
それは、時に、周囲から奇異の目で見られる事もあるが、
全くどうということでもない。

テレビを持たない。ラジオを持たない。炊飯器を持たない。コンビにに行かない。自販機で買わない。ファーストフードを食べない。ファミリーレストランで食べない。
等。
とかく、「食」に関しては特に「ないない」づくしなのかもしれない。

先日、こだわりのパン屋さんのパンを頂く機会があったのだが、
その原材料名を見るにつけ、食べる気力がそがれてしまった。
「こだわりのパン」と銘打っているにもかかわらず、
スーパーで売られるパンと同等の内容に憤慨し、問い合わせを行った。

すると、本日、折り返しの電話があった。
先方の恐縮している風な態度に申し訳なくなった。

別に、あなた個人をいたぶるべく行った問い合わせではないのに、
あなたが「申し訳なさそう」に返答の電話をせざるを得ない状況に持ち込んだ私自身が悪いのか?
問題をすり替えてしまいかねない恐縮振りであった。
返答はメールにて頂くことにした。
どうでも良い事かもしれないが、わたしには、どうでも良くなかったのである。
来週以降の返答待ちである。

関係ない私の個人的な話だったが、本編に反しない例えであると思っている。
わたし的に更に「ないない」づくしの生活になる事に依存は無いのだが、本書より、新たに学ぶべき理論はさほどなかったように思う。
だって、もう、既に、やってるも~ん、なのである。
唯一、「やってない」「違い」があるとすれば

辻さんは、それを書籍化し、印税を得ていることである。

それは、やはり、すごいことである。

『信仰の現場~すっとこどっこいにヨロシク』ナンシー関



年間200冊読まれるという御方のブログで拝見し、早速購入してしまった一冊!

完全に勘違いしてたわ~。宗教系のお話かと思いきや!
ある意味宗教的、というカテゴリーでした。

めちゃくちゃ面白かった。

ナンシー関の言葉の泉は枯れる事がないだろうと思える、
表現力の豊かさ・的確さ。
同じ形容詞や言い回しがほとんど出てこない。
更に、かっこつけて、言葉を飾る事も、卑下して、言葉をへりくだる事も無し。
だから、言葉がストレートですっと入ってくる。

わたしが特に印象に残っているのは、
「主流に乗る」ことに対する抵抗感の消失の見事さ。
のあたりのくだりである。

あたしには、常々、そうありたいと思っている、
「自分の頭で考え、自分の意思で行動する」という思いがあるのだが、
結局、主流に乗ってしまっているのである。

それは些細な事で、
行列が出来ているから、並んででも買う。
とか、そんな程度の事であるが、
その後を大切にしたい。
(ホントは、行列店に並ぶような事もしたくないし、ほとんどしない。)
行列をしてまで買う意味があったかどうか、値するのか、を考える事が私には大事に思える。

そんなようなところが、とても似ているような気がして、
ふん、ふん、ふん、ふん、鼻息も荒く、深くうなづいてしまうのであった。

『恋する幕末』 加来耕三 + 嶋健一郎


「まえがき」でかなり期待が膨らみ過ぎた為、ちょっと残念な内容だった。

「幕末を生きた男と女の恋の鞘当をお楽しみクダサイ」的なまえがきで、いやがうえにも期待が高まろうというもの。
歴史が苦手なアタシでも知っている名の知れた有名人達の恋のエピソードが満載なのね!

ぅぅ~~~ん。恋のエピソードが浅い。
まぁ~よく考えてみたら、恋愛なんぞは、当人同士しか知らない事ですからね~
ちょっとの伝聞から広げた話、だったりするわけですな。
そりゃ、仕方が無いか。
しかしながら、時代背景や政治的動きなどはしっかり書かれていたので、
日本史が苦手なわたしには読みやすい一冊だったとも言える。

あと、わたし的には、何時の時代・何処の場所でも、そこにその時根付いている習慣・風俗・社会通念などにはとても興味がある。
そういった細かいニュアンスの日常的な描写や解説も多く、それはとても面白かった。
現代社会ではとても考えられないような事が当時では「当たり前」だったわけで。
「当たり前」は、永遠に続く物なのではなく、移り行くものなのね、と実感した次第です。

『フランスの美しい村 全踏破の旅』 吉村 和敏




関連記事コチラ→



フランスの美しい村はホントに美しい。
協会に認定されていない村でも美しい。
ドライブで走りたい国ナンバーワンに輝いてから数年、不動の位置である。

こちらの本、ちょいちょいイマイチな写真もあるが、概ね素晴らしい。
ただ、写真を多く掲載して視覚に訴えたいのは解かるのだが、
その量が多いため、それぞれの写真が小さくなってしまうのが残念。
もう少し潔く、無駄な写真を省いて、
ドーンと、ココイチ!を一枚!くらいの方が想像を掻き立てる気がする。

写真家の吉村和敏さんは、普通のサラリーマンから写真家へ。
という経歴が記されていたが、ワォ、写真家って誰が認めたら、写真家って名乗れるのか?
素朴な疑問が湧いた。

にゃお氏にも一眼レフのエエヤツを持たせたら、写真集くらい出せるのでは?
人には聞かせられないような厚顔無恥な会話をし、
印税生活の夢を見た。

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