miccaで4$
最近焦って読んでしまう。 読みたい本がいっぱいあるから。 でも読むのが遅い・・・ジレンマ。
『高校生からわかる イスラム世界』池上 彰
やはり、池上彰、非常にわかりやすい。
旧約聖書から、中東問題、湾岸戦争、アフガニスタンとアメリカ、イラク戦争、イスラム金融まで、一挙にこんなにコンパクトに纏められるものなのか?
いやはや、纏められてるんだから、スゴイ。
「アラブマネーの動き」についての章。
アラブマネーとは、オイルマネーの事だとすぐにピンと来るわけで、
すると、
「アブラ(油)マネー」としか読めなくなる。どうでもイイけど。
9.11以降、ブッシュのせいで
イスラム=怖いというイメージがガッチリついてしまった、イスラム世界。
イスラム信者が全員テロリストの様な誤解を招く言動だったわけだけど、当然ながらそうじゃないし、
過激派はごくごく一部。
しかも、アメリカ自身が蒔いて来た種である。
それを自覚していないところに、また、腹が立つ。
イスラムの教え、コーランはアラビア語で書かれていて、
各国語に訳されているけど、
アラビア語を学び、アラビア語でコーランを読まなければ、真にコーランを読んだとは言えないのだそう。
友人のダンナさんも、なので、もちろん、アラビア語でコーランを読めるそうなのだ。
宗教を信じてる人って、勉強熱心だよな、と感心してしまう。
池上彰シリーズ、他のも読んで見たい。
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無題
私もこの本を読んでみたいと思いました!池上さん、流行語大賞にノミネートされたりまさに今、時の人ですね。
実は私も”アブラマネー”と最初から読んでました。結果的に正解ですね。
本当に、イスラム教の人たちみんなが過激な考え方ではなくて、大部分の人たちは普通の暮らしを望んでいて、私達と何らかわりがないんですよね。
私自身は宗教を持たないのですが、宗教を持っている方の揺るがない強さ、というのでしょうか・・・そういったものは信じているものがある誇りからきているように感じます。
パンプキンさん
早速のコメント、ありがとうございます!非常に嬉しいです!
流行語大賞にノミネート!そうだったのですか!ひっぱりだこの御方なのですね!
偶然、実家でビデオに撮ってあった、アフガニスタンの問題を講義する番組を観て、なんて解かり易いんだ、その辺りの社会情勢を全部理解出来た様な気持ちになったので、読んでみたかった一冊なのです。
パンプキンさんにも是非、オススメしたいです。
図書館で借りたもので、又貸しが出来なくて、恐縮なんですが
アメリカ嫌いに拍車も掛かるのですが、現在のアメリカの冷え込みは、アブラマネーの撤退も大きく関わっているんだなーって思うと、「バーカ、バーカ!飼い犬に手を咬まれてやんのー」って、思えて、ちょっと、すっとしました。
イスラム教を信仰してる国家や地域が、大国ソ連などと隣国だったり、石油を巡る利権の争いがあったり、とかく、アメリカがほっとかない要素が多いんですよね。それに翻弄されているのがイスラム社会なんだな、と解かりましたね。