miccaで4$
最近焦って読んでしまう。 読みたい本がいっぱいあるから。 でも読むのが遅い・・・ジレンマ。
カテゴリー「旅行記」の記事一覧
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- 2024.04.24
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- 2010.01.18
『フランスの美しい村 全踏破の旅』 吉村 和敏
- 2010.01.12
『 半島へ、ふたたび』 蓮池 薫
- 2009.10.30
『オーストラリアで大の字』 小栗左多里
『フランスの美しい村 全踏破の旅』 吉村 和敏
フランスの美しい村はホントに美しい。
協会に認定されていない村でも美しい。
ドライブで走りたい国ナンバーワンに輝いてから数年、不動の位置である。
こちらの本、ちょいちょいイマイチな写真もあるが、概ね素晴らしい。
ただ、写真を多く掲載して視覚に訴えたいのは解かるのだが、
その量が多いため、それぞれの写真が小さくなってしまうのが残念。
もう少し潔く、無駄な写真を省いて、
ドーンと、ココイチ!を一枚!くらいの方が想像を掻き立てる気がする。
写真家の吉村和敏さんは、普通のサラリーマンから写真家へ。
という経歴が記されていたが、ワォ、写真家って誰が認めたら、写真家って名乗れるのか?
素朴な疑問が湧いた。
にゃお氏にも一眼レフのエエヤツを持たせたら、写真集くらい出せるのでは?
人には聞かせられないような厚顔無恥な会話をし、
印税生活の夢を見た。
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『 半島へ、ふたたび』 蓮池 薫
何から書いてよいのか分からないほど、色々な事を考えた一冊であった。
蓮池さんは、翻訳のお仕事をされているそうだが、
紀行文というのは初めて、だそうだ。
更には、ソウル取材旅行が、初めての海外旅行だそうだ。
しかしながら、韓国と北朝鮮を対比させながらの文化の違いや、
根底に流れる物が同じであるという、事など、
観てきたものを、より深く追求し、自分なりの想像力などを加えながら、
書かれており、とても勉強になったし、着眼点もおもしろく、柔軟な心と考えの持ち主なのだな、と、深く感動した。
拉致された日の事、北朝鮮での生活の事も書かれており、
「一切の自由を奪われたあの生活に、二度と戻りたくない」
サラリとおっしゃっていた。
その発言が北へ漏れて、蓮池さんの立場が悪くなるような事がないのだろうか?
とても心配になった。
それさえも怖れずに発言すると言う事は、
私達にどうしても伝えたいからなんだろうな、
考えれば、考えるほど、想像を絶した。
24年間もの気が遠くなるような時間を奪われると言う事を、
ワタシは想像する事が出来ない。
何時終わるのか、終わりさえあるのか、それさえ分からない24年間。
あとがきより
空想の世界ですら描く事のなかった日本への帰国が実現したときから、
僕たちはいつでも会いたいときに肉親や友人に会える喜び、
いつでも行きたいところに行ける幸せ、
いつでもやりたいことをやれる楽しみを思いっきり享受しながら暮らしている。
普段、感謝する気持ちを忘れないように、とか、良く耳にする言葉だし、
私自身、心がけよう、と、発言してきた。
でも、ホントは、いつも、忘れているし、心がけてもいない。
ふと、思い出しては、心を入れ替えようと、決意だけ持ち、
そしてすぐ忘れる。
その繰り返しだ。
時間は無限にあるように、ボーっと過ごしているし、
いつまでも親はゲンキに生きていると、どこかで思っている。
チャンスが巡ってきても、面倒くさいと、先延ばしにし、
やってみたい事がいっぱいあるの!と言いながら、サボる事は忘れない。
ホントウに、全ての事が有り難く、感謝でいっぱいだと、心底解かっていたら、
YouTubeを無駄に観たりする時間など無いハズだ。
感謝する意味のホントのところは、解かっていない。
そう解かっただけでも、前進した、と自身を慰めつつ、
まずは、部屋の掃除をキチンとして、旦那が気持ちよく帰宅できる家をキープするよう、がんばろう。
何年も前から年頭の目標に掲げながら、出来なかった事を、やります。ハイ。
『オーストラリアで大の字』 小栗左多里
小栗さんのマンガは大好きである。
ゆる~い感じと、クールな言い回しが好きである。
オーストラリアでも、いろんな事にチャレンジしててうらやましい。
一体何日間の取材旅行だったのだろう?とやらしい事を考える。
高いトコロが苦手なアタシは、
「アブセイリング」という、山というか、崖をロープ一本で降りて行くスポーツにチャレンジしてる様、
ハーバー・ブリッジのクライムなんかは、読んでるだけでも、ぞわっ、として来た。
フィリップ島という、政府が土地を買い取って、ペンギンの保護区域に指定してるところに、
ペンギンの巣箱を作りに行く。
という章で、いささか疑問が残った。
ここでは、人間が巣箱を作り、設置し、ペンギンが住める様にしている。
トニーさんがレンジャーの方に質問。
「人間が巣箱を作ってしまっては、ペンギンがなまけてしまわないのですか?」
トニーさんの疑問はもっともだと思う。
レンジャーの方の返答に疑問。
「実はその通り、家を作らなくなっています。
でも、そもそも、ここは、巣が作れないところだったから、
ここに住まわせようと思うと仕方が無いんです」
おい、ちょっと待て!
保護区域って、ペンギンの生息地を保護するものなんじゃないの?
それでは、極端なハナシ動物園と一緒じゃないのか?
人間の勝手で、ペンギンよ、ここに住め!
でも、ここじゃ、巣を作れないよね、じゃあ、私が作ってあげましょう。
って、傲慢が過ぎる。
人間が生態系に関わるとロクな事にならないと、思うのだが。
ペンギンが本来持っている巣を作るという野生の能力を奪ってしまったら、
エサを取りに出掛け泳いでいるうち、迷ったりして、
この保護区域以外の地にたどり着いてしまったらどうなるのか?
生きて行けないよね?
保護と過保護をはき違えてはいけないし、
そもそも、人間の勝手で、ここをキミ達の保護区域にしました!
って、ペンギンにとっちゃ、知らんがな、である。
オーストラリア政府に物申したい!
政府観光局にでも問い合わせてみるか。
ゆる~い感じと、クールな言い回しが好きである。
オーストラリアでも、いろんな事にチャレンジしててうらやましい。
一体何日間の取材旅行だったのだろう?とやらしい事を考える。
高いトコロが苦手なアタシは、
「アブセイリング」という、山というか、崖をロープ一本で降りて行くスポーツにチャレンジしてる様、
ハーバー・ブリッジのクライムなんかは、読んでるだけでも、ぞわっ、として来た。
フィリップ島という、政府が土地を買い取って、ペンギンの保護区域に指定してるところに、
ペンギンの巣箱を作りに行く。
という章で、いささか疑問が残った。
ここでは、人間が巣箱を作り、設置し、ペンギンが住める様にしている。
トニーさんがレンジャーの方に質問。
「人間が巣箱を作ってしまっては、ペンギンがなまけてしまわないのですか?」
トニーさんの疑問はもっともだと思う。
レンジャーの方の返答に疑問。
「実はその通り、家を作らなくなっています。
でも、そもそも、ここは、巣が作れないところだったから、
ここに住まわせようと思うと仕方が無いんです」
おい、ちょっと待て!
保護区域って、ペンギンの生息地を保護するものなんじゃないの?
それでは、極端なハナシ動物園と一緒じゃないのか?
人間の勝手で、ペンギンよ、ここに住め!
でも、ここじゃ、巣を作れないよね、じゃあ、私が作ってあげましょう。
って、傲慢が過ぎる。
人間が生態系に関わるとロクな事にならないと、思うのだが。
ペンギンが本来持っている巣を作るという野生の能力を奪ってしまったら、
エサを取りに出掛け泳いでいるうち、迷ったりして、
この保護区域以外の地にたどり着いてしまったらどうなるのか?
生きて行けないよね?
保護と過保護をはき違えてはいけないし、
そもそも、人間の勝手で、ここをキミ達の保護区域にしました!
って、ペンギンにとっちゃ、知らんがな、である。
オーストラリア政府に物申したい!
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