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miccaで4$

最近焦って読んでしまう。 読みたい本がいっぱいあるから。 でも読むのが遅い・・・ジレンマ。

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『もやしもん 1・2巻』 石川 雅之

もやしもん。
面白かった!まだ二巻までしか読んでないけど。
菌が見えるという稀有な特技(?)を持つ主人公が農業大学へ入学するところから話は始まる。

きたな好き代表のわたくしには、主人公は近づかないだろうな~。菌だらけで(汗)

しかしながら、作中に登場する「除菌好きな女の子」に、

「菌なんて、除ける程度の数じゃないのよ。
 菌を排除するより、上手く付き合って、体を健康で丈夫にする事を考えた方が早いよ」

と諭すシーンなどは、結構好きだったな。
確かに、除菌し過ぎるがゆえに、逆に病気が増えるみたいな結果になってる気がする。
体内に必要な菌が減り、バランスを崩すんでしょうね。

菌達の性というか仕事は、
他の菌を滅ぼしても自分達は栄える。

ということらしい。

自然の摂理と一緒で生き物が二種類以上いれば、諍いが起きるのだそう。
しかしながら、その菌達が共存できる唯一の場所がある!

それが、
おなかの中!

なんですって!
イロイロな菌が、絶妙なバランスで平和に暮らせるよう、健康でいること。
だそうです!
逆を返せば、絶妙なバランスは、少しの事で崩れるんだろう。
すると、健康でいられなくなるっつー事なんだね。

この本の魅力は、勉強になる。
菌達がカワイく、癒される。

にあると思う。

「繁殖する」「発酵、腐敗させる」という意味で、
「かもせー」「かもすぞー」 
って言葉を発しながら、かもしたがっているのがカワイイ。

発酵と腐敗、基本は同じ。
微生物の活動による現象、人間にとって有用なら「発酵」、それ以外は「腐敗」と呼ぶ。

との事。判りやすい!

私達が普段何気なく食べている物達は、微生物達の「かもし」の恩恵なんだね~。
味噌にしろ、醤油にしろ、干物にしろ、パンにしろ、酒にしろ。
発酵なくして、食は語れないくらいの恩恵を受けているんだね。

人類が唯一成功した錬金術。
それこそが酒であり、発酵という菌の力の奇跡。

その叡智にあずかり、ぶどうがかもしたワインを今日も呑もう。
菌に乾杯。
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『スローフード大全』 監修:スローフードインターナショナル


図鑑並みの大きさと厚さの本で、読み応えがある。
文章がかたく、少々読みづらく感じるのは否めない。

しかしながら、いちいち納得してしまう。
スローフード教に入信してしまいそうだ。

確固たる信念・理念・理想を追求すると、
それがどんな分野であれ、「宗教っぽい」と言われてしまう。

わたしは、そういうのが結構好きだ。
マニアックだね、は、褒め言葉に感じる。

今の時代、大企業でも間違いを犯す。
エコナにしろ、トクホが聞いて呆れる。

トクホに認定される基準・審査が甘いのか?
そもそも商品開発の時点で解からなかったのか?
発売から相当年数が経っているが、その間に、品質管理などは行わないのか?

とにかくよく解からない事だらけだ。
こうなると、消費者が賢くならないといけないし、
原材料の欄を見て、不思議に感じ、均一のカタチの野菜を見て、なんかおかしい。
気づくべきなのだ。

それはさておき、印象に残った言葉を。

『国の運命は、その食べ方に左右される』


一国の食に対する相対的な傾向が、その国の環境、政治、文化、社会、倫理にまで影響する。

というお言葉。
いちいち納得。

やはり、食べる物・食べる時の状況・食べる環境、
これは、かなり人格形成に深く関わっていると思う。

国を作るのは、一国民であるわけだから、影響するよね。
誰が作ったか解からない物を、
電子レンジでチンして一人で食べさせる。
わたしは、そんな母親にはならないようにしたいと思う。


『おいしい、きれい、ただしい』
スローフード運動の方向性を表現したスローガン。
おいしい=おいしいものをおいしいと感じる正常な味覚。
きれい=地球環境を汚さない、食品の安全性。
ただしい=生産活動に見合った価格、生産者が適正な金額をもらえるシステム作り。

ホント、理想郷のようだけど、自分も始められるところから始めたい。
無農薬野菜を買おうと思うと、大変高いし、普通のスーパーでは売ってないし。
そういった物を作る人が少ないのは事実だと思うが、
無農薬で野菜を育てるのはものすごく大変だと思う。
それに見合っただけの収入が得られなければ、
やり手が少ないのも仕方がない。

無農薬野菜を買いたいと願う人が増えれば、マーケットも拡大するし、
作り手もふえるのではないか?と考える。
微力ながら、マーケット拡大に貢献できたら、と思う。

まぁ、わたし自信が美味しい野菜を食べたい、というのが一番の理由で、
それは、正しい普通の願いだと思っている。

スローフードってコトバが、ちょっと、オシャレで、カッチョ良い風潮なのは、この団体の理念から逸脱するかもしれないが、そういう「向き」があるというのを、まず知ってもらう事から始まるのだと思うので、悪い事では無い気がする。

スローフードジャパンというのも存在し、昔ながらの作物・品種を絶やさないよう努力している。
そのうちの一つに、秋田のハタハタ漁があった。

乱獲によって、ハタハタの数が激減したそうなのである。
秋田県民はハタハタをこよなく愛しているようで、
その文化を絶やさないため、3年間の前面禁漁に踏み切り、海の恵みが戻るのを待ったという。
現在では漁が出来るのは、12月のごく限られた時期で、
1回の漁は30分と決められている。
次代まで豊かな食をつないでいこうという決意に満ちた、
世界に誇るべき持続可能な沿岸漁のモデルなのだそう。 (本文を引用)

一人の力は小さくても、それが重なると、大きなムーブメントとなるのだなと思った。
アタシも、がんばんなきゃ!みたいな気持ちにさせられた。

『嫌われない毒舌のすすめ』有吉弘行

なかなか悪くない一冊。どころか、面白かった。
わたし的には有吉を贔屓目で見てしまうので、「良」よりになってしまうのはいたしかたが無い。

自分と有吉では生きている環境が違うので、一概に全て参考になる!とは言えないが、妙に、納得させられる。

わたしは、相手によって、話題や接し方を変える。
意図的にではなく、そうなっちゃうのが嫌だな、と感じていた。

まぁ、普通は、多かれ少なかれそうなんだろうとは思うのだが、
自分に限ってはそれが顕著であるように思われ、裏表のある人間のような気がしてならなかった。

友人から言われ、はっとした一言があった
「どんだけ影響力があるんだよ」

確かに、相手は、わたしの言動に大して注意を払っていなかろう。
「もしかして、アレが、アノ人の気に障ったかな」
というと、一見謙虚そうだが、
「アナタの言動なんてアノ人の眼中にないでしょ」という観点を知らされると、
利己的過ぎる謙虚さなようで恥ずかしくなった。

まぁ、とにかく、有吉も相手によって、自分を変える。らしい。
それがイチバン、人間関係を潤滑にする、と。

自分の言いたい事を言えないと、ワタシはストレスを感じていた。
言えない自分もいやだし、言える様な行間を作らない相手にもストレスを感じる。

しかし、有吉に
「自分の意見なんて言えなくたっていいじゃないか、相手の話を聞いて共感してあげればいいじゃないか」
って言われると、そうだな、と思う。

テレビで見る有吉と、実際の彼とでは少々のギャップがあるように思う。
「うちくる」で竜兵会の面々が来た時、
上島氏が
「有吉は、聞き上手だから・・・・」と言っていた。
テレビで見る彼に、「聞き上手」は対極にあるように見えるが、
よく人の話を聞くから、かわいがられ、許され、笑いになるんだな~と思った次第である。

「聞き上手」は、オトナのみだしなみ

いい、言葉だわ~。やっぱ、有吉、好きだわ~。

『白洲次郎の日本国憲法』 鶴見紘


題名から察するに、日本国憲法草案から制定までの苦悩や憤り、
白洲次郎氏のホンネを拝聴できるのだろう、と期待が大き過ぎた。
日本国憲法に携わった話はほんの少ししか記載されていないのが、
不満である。
題名を改めたほうが良いのでは?などと厚顔無恥な私のような者にさえ思われてしまう、少なさ。
その時歴史が動いたで拝見した以上の事は書かれていない。
白洲次郎と時代の車とか・・・どうだろう?大きなお世話であるが。

更にマイナス意見を述べるならば、書き方が上手でないと思う。
突拍子も無く、白洲次郎に無関係の話が出てきたり、
主語が誰か解かりづらいところがある(←わたしの理解力不足が大きいが)

知りたいことが書かれてなかったと言う不満を伏せるならば、
次郎氏の人となりをさらっと知る上では良かった。

しかしながら、筆者の主観が多く、偏りがちな気がした。

Nikonのブログパーツ

ブログの趣旨とは異なってしまうが、
ニコンのブログパーツを貼ってみた。

我家の愛用しているデジカメがニコンなので、ちょっと思い入れがある。
手ブレ補正機能がついてないので、雨の日や薄暗い室内、夕刻などは、タイマーを使用するなど、
なかなか手が掛かる。

しかしながら、一眼レフ的なものが欲しいとは考える。
機能を把握してしまうと、手放し難く、あたしのウデさえあれば、愛用してるカメラで充分、イケるはず。

そうか、そもそも、あたしのウデがないからか・・・カメラのせいにした事を謝らねば。

色々な方の写真を拝見する度、こんな風に撮るのか!
今度実践してみよう!と、目下勉強中である。
自分らしい目線で撮れる様になる事を目標にしている。


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