miccaで4$
最近焦って読んでしまう。 読みたい本がいっぱいあるから。 でも読むのが遅い・・・ジレンマ。
『 半島へ、ふたたび』 蓮池 薫
何から書いてよいのか分からないほど、色々な事を考えた一冊であった。
蓮池さんは、翻訳のお仕事をされているそうだが、
紀行文というのは初めて、だそうだ。
更には、ソウル取材旅行が、初めての海外旅行だそうだ。
しかしながら、韓国と北朝鮮を対比させながらの文化の違いや、
根底に流れる物が同じであるという、事など、
観てきたものを、より深く追求し、自分なりの想像力などを加えながら、
書かれており、とても勉強になったし、着眼点もおもしろく、柔軟な心と考えの持ち主なのだな、と、深く感動した。
拉致された日の事、北朝鮮での生活の事も書かれており、
「一切の自由を奪われたあの生活に、二度と戻りたくない」
サラリとおっしゃっていた。
その発言が北へ漏れて、蓮池さんの立場が悪くなるような事がないのだろうか?
とても心配になった。
それさえも怖れずに発言すると言う事は、
私達にどうしても伝えたいからなんだろうな、
考えれば、考えるほど、想像を絶した。
24年間もの気が遠くなるような時間を奪われると言う事を、
ワタシは想像する事が出来ない。
何時終わるのか、終わりさえあるのか、それさえ分からない24年間。
あとがきより
空想の世界ですら描く事のなかった日本への帰国が実現したときから、
僕たちはいつでも会いたいときに肉親や友人に会える喜び、
いつでも行きたいところに行ける幸せ、
いつでもやりたいことをやれる楽しみを思いっきり享受しながら暮らしている。
普段、感謝する気持ちを忘れないように、とか、良く耳にする言葉だし、
私自身、心がけよう、と、発言してきた。
でも、ホントは、いつも、忘れているし、心がけてもいない。
ふと、思い出しては、心を入れ替えようと、決意だけ持ち、
そしてすぐ忘れる。
その繰り返しだ。
時間は無限にあるように、ボーっと過ごしているし、
いつまでも親はゲンキに生きていると、どこかで思っている。
チャンスが巡ってきても、面倒くさいと、先延ばしにし、
やってみたい事がいっぱいあるの!と言いながら、サボる事は忘れない。
ホントウに、全ての事が有り難く、感謝でいっぱいだと、心底解かっていたら、
YouTubeを無駄に観たりする時間など無いハズだ。
感謝する意味のホントのところは、解かっていない。
そう解かっただけでも、前進した、と自身を慰めつつ、
まずは、部屋の掃除をキチンとして、旦那が気持ちよく帰宅できる家をキープするよう、がんばろう。
何年も前から年頭の目標に掲げながら、出来なかった事を、やります。ハイ。
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