miccaで4$
最近焦って読んでしまう。 読みたい本がいっぱいあるから。 でも読むのが遅い・・・ジレンマ。
『わたしの蜻蛉日記』 瀬戸内 寂聴
あたくしの場合、たいがい、偏狭・偏愛が過ぎる。
古典といえば、「枕草子」「源氏物語」に偏りすぎていて、
蜻蛉日記は読んだ事が無かった!
そんなあたくしにピッタリの、読み解く道しるべを示してくれる一冊。
恥ずかしながら、「源氏物語」が書かれる30年も前に書かれた日記だったのですね。
知りませんでした。
作者・藤原道綱母といふ人、とっても生々しい。
オンナのもっすごい嫌な部分も包み隠さず
(ソレを反省するココロが無い、と寂聴は言ふ)
つづる。
ぁーーー!もーーーぅ!
何で、ソコで、ソレ、言っちゃうかなーー!
1000年も前に生きた女に、ダメ出ししたくなる。
それは、取りも直さず、今の時代の自分に置き換わるから、イラッとするのである。
ものすごく共感で来ちゃうっつーコトは、人の感情とかいうものは、
「進化」ってないのだな。
人を妬んだり、羨んだり、憎んだり。
1000年前の女も、2010年に生きる女も同じコトを感じるのよね。
解説がとても多いので、寂聴の考えや研究結果に、左右されやすい。
今度は、現代語訳で自分の感じるままに読んでみたい。
古典といえば、「枕草子」「源氏物語」に偏りすぎていて、
蜻蛉日記は読んだ事が無かった!
そんなあたくしにピッタリの、読み解く道しるべを示してくれる一冊。
恥ずかしながら、「源氏物語」が書かれる30年も前に書かれた日記だったのですね。
知りませんでした。
作者・藤原道綱母といふ人、とっても生々しい。
オンナのもっすごい嫌な部分も包み隠さず
(ソレを反省するココロが無い、と寂聴は言ふ)
つづる。
ぁーーー!もーーーぅ!
何で、ソコで、ソレ、言っちゃうかなーー!
1000年も前に生きた女に、ダメ出ししたくなる。
それは、取りも直さず、今の時代の自分に置き換わるから、イラッとするのである。
ものすごく共感で来ちゃうっつーコトは、人の感情とかいうものは、
「進化」ってないのだな。
人を妬んだり、羨んだり、憎んだり。
1000年前の女も、2010年に生きる女も同じコトを感じるのよね。
解説がとても多いので、寂聴の考えや研究結果に、左右されやすい。
今度は、現代語訳で自分の感じるままに読んでみたい。
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無題
興味を持つきっかけになる一冊になりそうですね。
人の感情に進化がないというあたりに親近感を持ってしまいます。
寂聴さんの本をそんなに読んでいるわけではありませんが、解説が多いということはかなり寂聴さんワールドな言葉で綴られているのかしら?なんて勝手に想像をしてしまいました。
パンプキンさん
寂聴氏はこの時代の文学に造詣が深いので、他の文学作品との比較や、当時の風習の信憑性を語るのに出す例などに、
研究の深さを感じました!
マサに、解説書と呼べる、すばらしい一冊だと思いますので、
興味をそそられたら、ぜしとも手にとってイタダキタイですぅ~~♪
こんにちは!
よろしいかしらん?
寂聴さんの本は、なかなか波乱万丈の人生を送ってきただけあって、それぞれに気迫を感じて面白いですよね。
ぼちぼち寂聴さんの『源氏物語』を読み始めようと思っております。
mizutani.ryoma サン
ぜひぜひ、リンク、じゃんじゃん、やっちゃってクダサイ^^(こちらにも貼らせていただいていいかしらん?^^)
ホントに!寂聴氏の研究の深さもさることながら、ご自身の考えや想像なども踏まえての新しさを感じられました!
お!「源氏物語」ついに、読み始めますか!(笑)
わたくしもちょっと古典熱に火が着いてしまいまして、あれもこれも読みたい病にかかっております!